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アニマルセラピーについて。ペットとともに生きる


ペットは日々つかれた私たちの心を癒してくれる存在です。アニマルセラピーといって治療に用いられることもあり、その効果は心の癒しだけにとどまらず人間の健康にまで影響を与えることが科学的に証明されています。ペットにされている動物はたくさんありますが、アニマルセラピーと共に今回は犬と猫を取り上げたいと思います。

アニマルセラピーとは一体何か?

医療従事者が患者に対して行う治療・施術やその効果を高めるため動物に補助(アシスト)してもらうことをいいます。

日本や欧米でもアニマル・アシステッド・セラピー(animal assisted therapy)というそうですが、アシステッドという言葉になじみがないため、アニマルセラピーと一般的に言われています。動物介在療法ともいいます。

セラピーというくらいですので、元々有資格者の指導のもと、医療的・治療的意味に使われていました。現在もその意味で使われていますが、それだけでなく「動物を飼うことで、子供が責任や共感を学ぶ」であったり「動物と触れ合うことでイライラが収まる、癒される。」などといった広義の意味でも一種のアニマルセラピーということができます。

要するに動物によって人間の健康の質が向上する場合、すべてアニマルセラピーということができます。アニマルセラピーの概念は今や様々な分野の知識や経験を取り入れ行うもので、それがアニマルセラピーの効果を高めることにつながります。

アニマルセラピーの効果


アニマルセラピーの効果は大きく三つに分類されます。

生理的効果がある

生理的効果として、血圧の低下やコレステロールの低下など動物と触れ合うことで人間の体に影響を与えることがわかっています。乗馬療法では神経筋肉組織のリハビリになるといわれています。

被験者24人(24-74歳)を対象に行われた研究で信頼関係のできている飼い犬を撫でたとき、知らない犬を撫でたとき、本を読んでいるときの血圧の変化を記録しました。
飼い犬を撫でているときは見知らぬ犬を撫でているときよりも血圧の下がり方は大きく、それは静かに本を読んでる時のリラックス効果と等しかった1)。という報告があります。

心理的効果がある

心理的効果として、動物の存在自体に安心感やリラックスを与える効果があります。ペットへの愛着が強い人のほうが抑うつにもなりにくい、病気になりにくい、更に幸福感が高いということも報告されています。孤独感やストレスが増えるほど動物への愛着心が増し、動物への愛着心が強い飼い主のほうが社会的活動が増加するという報告もあります。

この心理的効果は私たちが動物と接する際に一番感じやすい効果ではないでしょうか。

社会的効果がある

社会的効果として、人との触れ合いを広げる効果があります。例えば犬を散歩している人のほうがただ単に散歩している人より話しかけられやすくなります。

1988年にeddyの行った調査で、ショッピングセンターや大学のキャンパス、公共の場において車椅子の人が介助犬を連れている場合とつれていない場合の周りの通行人の反応を記録されました。そして介助犬をつれてるほうが、笑顔と会話が著しく増えたという結果を示しました。

ニューヨーク州立大学のロックウッドの研究で、人間が一人で写っている写真と動物が写っている写真をみくらべると、動物が入っている写真のほうが友好的で幸福で大胆で緊張感が少ないという印象を受けるという研究結果もあり、それを利用してよいイメージを与えることができます。

最近私はYouTubeでメンタリストDaiGoさんの動画を見るのですが、動画のサムネが猫と一緒に写っている写真をつかっていたりします。そうでないものと比べると、確かに印象が違い、ついつい動画を視聴してしまいます。

実際に猫と一緒に写っているサムネを使っている動画のほうが再生回数の伸びがいいようです。

政治家などの権力者が好んで動物たちと写真を撮ったりするのはこの心理的作用を利用してるのでしょう。

動物と共に暮らす

アニマルセラピーに用いられる動物で最も馴染みのある犬と猫について。犬と猫は昔から家畜化され人間とともに暮らしています。
動物を飼うということは社会的責任が伴います。特に安易な気持ちで飼いはじめ、飽きたからとかめんどくさくなったなどの理由で飼育を放棄することは許されません。年間4万匹の犬猫が殺処分されています。

犬と暮らす


犬はイヌ科のイエイヌのことで、犬の直接の祖先はオオカミと考えられています。また、犬は人により家畜化された最古の動物です。犬は大体2~5万年位前から人間と暮らし始めていたといわれています。

犬の特性

人間と犬が共存することで一番重要なことは「支配」と「コントロール」です。犬は強いリーダーの下「支配」と「コントロール」されることで喜びを感じます。

こういうことをいうと「支配とコントロールだなんて犬がかわいそうだ」などという人がいるかもわかりませんが、全く逆で、人間に飼われる状況の中で支配されない犬は不幸せな生涯を歩むことになります。犬は犬、人間は人間です。

飼い主が優柔不断であったり発しているエネルギーが常にマイナスである場合、犬は「こいつに従って大丈夫なのだろうか」と感じ、群れの危険を感じ自分がパックリーダーになろうとします。結果ムダにほえたり飼い主をかんだり、問題行動をおこすようになります。これは犬にとってもすごいストレスで犬のためにもなりません。

犬という生き物を正しく理解することが人間と犬双方のメリットになります。躾をかわいそうといってる場合ではありません。虐待とは意味が違います。

犬は今この瞬間を生きている動物です。

犬の記憶はせいぜい20秒くらいといわれています。覚えていてもわざわざそれを思い出したりしません。今を生きそして感じてることは飼い主であるパックリーダーのエネルギーのみです。

犬はパックリーダーに従い、パックリーダーが喜ぶことに幸せを感じます。

犬は過去にしがみついたり、未来に不安をいだいたりすることはありません。

一方人間は過去の記憶をさかのぼったり、将来を予測したりします。

飼い犬の問題行動

飼い犬の問題行動の原因は全て飼い主にあります。
犬は社会性の強い動物で常にリーダーに従って生きていきます。

犬とよりよい関係を築くために、パックリーダーと認めてもらう必要があります。
母犬のような毅然とした穏やかなエネルギーを漂わせ、常に自分がリーダーであるという自覚を持つことが大切です。

犬をこれから迎い入れる方や、どう躾ていいかお悩みの方へ
おすすめの書籍
シーザー・ミランの犬と幸せに暮らす方法55

知識として知っておくだけでもこれからの愛犬との暮らしがより良いものになると思ます。

猫と暮らす


犬は躾や訓練によって、リラックスや安心感をえることができますが、猫は違います。一般的に猫は条件付け(報酬を与えて勉強させる)のようなことはできても、躾ける事はできません。トイレを覚えるのも猫の習性を利用したり、猫が快適なように仕向けることではじめてトイレを覚えることができます。
猫をしつけようとすると、逆効果となり猫に恐怖心を与えたり、凶暴になったりという問題が生じます。

アメリカでは犬を訓練する人は「ドッグトレーナー」といい、猫について同じような職業の人は「ビヘイビアリスト(行動専門家)」という言い方をします。

猫にその行動をやめて欲しい場合は、その行動をした直後にお仕置きし、その行動→悪いことが起こるという条件付けをしなければいけません。直後でないとただ嫌なことをされただけで終わってしまうため、常に監視してないといけないことになり、現実的ではありません。

それよりも猫に快適な空間を提供し、常に猫の喜ぶようにしていれば人間と猫双方が快適に過ごせるといえます。例えば夜中に運動会をするようであれば、昼間きちんとエネルギーを消耗させていないのかもしれません。猫も犬と同様、体力を消耗させることで幸福感を得る事ができます。猫じゃらしやおもちゃなどでたくさん体力を消耗させましょう。

シニア猫の魅力

猫の寿命は15歳くらいで最近では20年生きる猫も珍しくないそうです。
シニアと呼ばれる年代は7-8歳くらいからです。

若いころのように活動的ではなくなってくる時期が大体このころです。子猫のときから飼っている場合、よく寝る様になったとか、毛のつやが少し変わってきたなど、猫の変化に気づくこともあるでしょう。やんちゃだった猫も落ち着きをみせ、飼い主の気持ちがわかっているのではないか、言葉が通じてるのではないかと思わせることも増えてきます。

体も心も変化し始め、コミュニケーションがとりやすくなる。シニアはそんな時期です。

気をつけること

運動量は減ってくるのにまだまだ食欲は旺盛で、飼い主がきちんと管理しなければ肥満になり寿命を縮めることになります。

人間でもそうですが、学生のときに運動していた人ならよくわかると思いますが、運動をやらなくなっても食欲は衰えません。むしろ増えます。食事をコントロールしなければ、肥満となり生活習慣病まっしぐらです。猫もシニアになりたて7歳あたりからどんなエサをどれくらい与えるかということを気にしなければいけなくなります。愛猫の寿命を決めるといっても言い過ぎではないほど重要なことです。

youtubeのチャンネルを勝手に紹介し応援する

ユーチューブをみているとたくさんの方が自分の飼っている動物の動画をアップして、しあわせの裾分けをしてくださっています。その中でも、私がはまっているチャンネルをあげていきます。youtubeは広告をつければ広告収入も得られるようです。

まだyoutubeをされていない方は、動画をアップしてみてはいかがでしょうか。われわれ人間のほうが飼っている動物よりも寿命が長く、ほとんどの場合見送ることとなります。動画で残すことによって、成長の記録や共ににすごした時間を記録することにもなり、メリットが多いです。

ゴールデンレトリバー


二宮祥平ホワイトベースチャンネルのサブチャンネルです。
現在はハロとキッカその息子のアムロです。

1.「ハローおにょにょにょにょー」
「ただいま。どうしたのその犬!」

2.「お父さんの知り合いの方が出張でその間面倒見て欲しいって」
「そーなんだ。それにしてもお父さんなにそのあやし方・・・」
「おにょにょにょにょ」
3.「知らないの?変態飼い主だよ。世界中にたくさんのファンがいて視聴者を日々癒して社会福祉的にも貢献されてるお方だよ」
「へぇー。何とかセラピストっていう人なのかな?」
4.「それで味は?」
「いや、バイク屋さん」
「えっ・・・」

二宮さんは動画の中でも、ご自身のことを「変態飼い主」とおっしゃっています。
簡単に言うと普通と違うということですが、普段から動画をみていると納得します。

私がこのチャンネルにはまりだしたのはハロとキッカの子供たちが全員いるころでした。たしかオススメ動画に出ていたと思います。今思えばこのチャンネルをすすめるあたりyoutubeのおすすめ機能は非常に優秀です。

過去の動画をさかのぼってみていくうちに、ゴールデンレトリバーはサブチャンネルでメインチャンネルに二宮祥平ホワイトベースというチャンネルがあることに気づきました。

全くバイクに興味がないのに二宮さんのバイク動画をみてしまっているのは私だけではないはず・・・。

1冊の本を呼んで3冊分話せる方。という印象を受けました。それはゴールデンレトリバーチャンネルでも発揮されています。

ハロはとにかくおとなしくていい子というイメージがあります。こりん先生いわく、ハロは特別らしいです。このチャンネだけをみてゴールデンレトリバーを飼うのは危険だということです。

大型犬を飼うにはいざというとき力で押さえつけるくらいの体力が必要です。散歩のときなど、よく躾をされていてもいつ本能が勝って、いうことをきかないことが起こるかもしれません。

ですので、残念ながら一人暮らしのお年寄りが飼うのは不向きといえるでしょう。また子供だけでの散歩もさせてはいけません。かならず大人がリードをもって散歩をするようにします。

数年前に二宮さんとハロがキャンプに行ったときの動画をみるとわかるのですが、70kg台の男性をいとも簡単に引っ張るのです。踏ん張って引っ張り返さないとその場を動かないようにすることはできません。もちろん躾けられ犬は人間に危害を加えることはないのでしょうが、大型犬は簡単に人間の頭蓋骨を噛み砕く力があることを忘れてはいけません。ちなみに超大型犬とよばれるのは40kg以上の犬のことです。

個体差や犬種差もあると思いますが犬は大きいほどおとなしく、小さいほどよく吠えるイメージがありますが、結局は飼い主のもつエネルギーや躾け次第なのでしょう。

二宮さんは犬を飼うために家を改造しています。床はさっと拭けば掃除できるようになっていて、飼い主にもメリットがあります。

ゴールデンレトリバーチャンネルはこちら

BBコロン


構って欲しい飼い主と別にそうでもないけど仕方なく遊んであげてる猫のほのぼのとした日常がみれる動画です。コメント欄には「どちらが飼い主かわからない」など見かけることがあります。動画の更新は毎日16時です。

1.「ライスーかむなよかむなよー」

2.「カットカーット!」
「どうしたのおとうさんいい感じだったのに」

3.「いいかい「かむなよー」っていったら噛むんだよ。そうしないと面白くないから」
ダチョウ倶楽部みたいな?w
4.「かむなよーかむなよー」
ガブッ
「痛!何で噛むんだよー何もしてないだろー」
噛まれてるのにうれしそうだ

ライス君とコロンさんの歴史

田んぼで捨てられていた子猫を救出。先住猫アラシがいるが、家を出たり入ったり半野良であったため、完全な家猫として飼うことを決意され、ライスと名づけられる。

発見当時目やにがすごく、衰弱していたがコロンさんの献身的な世話によって、一命を取り留める。

あるとき頻繁に食べ吐きをするようになり病院にいくと巨大食道症と診断される。(セカンドオピニオン)

通常食べ物は食道から胃に蠕動運動で運ばれますが、巨大食堂症は食道の拡張した部分に食べ物がたまってしまい胃に運ばれず、ふとした拍子に嘔吐してしまう症状が伴います。子猫の場合栄養が取れなくなるので発育不良となるため、栄養の高いものを少量ずつ与えることが必要となります。

更に四足歩行の動物は口、食堂から胃が並行になっているため、えさを与えるときは前足を高く上げるようにし重力で胃まで運ばせるなどの対策が必要です。

コロンさんの場合は漫画本を積んだ上にえさの皿をおき、食べた後は縦向きに抱っこをして食べ物を胃に送るようにされていました。

食べ吐きが続く前は食べ物の中から寄生虫が発見されたこともありましたが、その症状は改善されました。

一時体重が増えないときもあり気苦労が耐えない日々が続きましたが、コロンさんの献身的な世話のためすくすく育ち現在に至る。

犬と猫の殺処分の状況

猫の殺処分は年間34,854匹です。そのなかでほとんどが子猫です21,611匹。殺処分数殺処分率は年々さがっていて約56%です。
環境省 犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容状況(全国統計)より

それでも毎年たくさんの猫が殺処分されています。もしかしたらライス君も殺処分になっていたかもしれません。保護していなければその前に亡くなっていたでしょう。コロンさんは家でたくさん生き物を飼っているのに更に飼うというのはなかなかできることではないと思います。

BBコロンチャンネルはこちら

店長おすすめ


ゴールデンレトリバー名前はベンツ君
軽快なBGMが頭に残ります。日々更新される動画は、視聴者に癒しを与えます。また主さんはユーモアのある方で動画も非常に面白くなっています。まるで人間の言葉がわかってるかのような思慮深い一面も見せるベンツ君から目が離せません。

1.「ベンツ焼肉食べられるかな?」
「さぁ?」
「興味津々ね」
2.「ベンツお手!」

3.「おかわり。ベンツおかわりは?」
「柵に引っかかってできないみたいね」
4.「お手だけか~い」
「お父さんそれがやりたかっただけじゃん」

最近はベンツ君に兄弟がいることが判明しました。血統書でそれが明らかになっています。名前はレオ君。

レオ君の飼い主もユーチューバーでたまにコラボしているので今後も楽しみです。

動画最後の「お手だけか~い」が私の一番のお気に入りです。

店長お勧めチャンネルはこちら

参考書籍

横山章光,”アニマルセラピーとは何か”,1996

シーザーミラン,”シーザー・ミランの犬と幸せに暮らす方法55″,2015

青沼陽子,”ネコと一緒に幸せになる本”,2016

参考文献

1)Baun, Mara M. Bergstrom, Nancy,”Physiological effects of human/companion animal bonding. “,1984